西原上十二神祇神楽

 

西原上十二神祇神楽の由来については、こちらをご覧ください。

なお、本稿は、西原上十二神祇神楽保存会の皆さまからご提供いただいた写真と動画、「ふるさと原と私達」から引用して作成しました。

 


神楽: 昭和31年(1956年)、冬木神社境内。1~2枚目は「荒平」。3枚目は「傘火」といい、花火の中心を人が支える。


神楽「神降し」: 令和4年(2023年)10月、冬木神社のお祭り。

東西南北と中央に天蓋をつるし、中央の天蓋に神殿から神をお迎えするための舞。

 

神楽「神降し」の動画: 令和4年(2022年)10月、冬木神社のお祭り。 (新)


神楽「煤掃き」: 2010年代、原小学校での敬老会での舞。

猿田彦命が神を迎えるために拝殿を掃き清める舞。

 

神楽「煤掃き」の動画: 令和4年(2022年)10月、冬木神社のお祭り。 (新)


 神楽「刀舞」: 平成21年(2009年)、冬木神社の祭り。

「所務分け」の舞の一部で、太郎、二郎、三郎、四郎の4人が五郎と合戦するために武術の練習をする舞である。

 

神楽「刀舞」の動画: 2010年代、冬木神社のお祭り。


 神楽「大鬼小鬼」: 2010年代、安佐南区民文化センターでの舞。

悪魔を象徴する大鬼と小鬼を杵築大明神が弓と矢を持って退治する舞である。

 

神楽「大鬼小鬼」の動画: 2010年代、冬木神社のお祭り。


神楽「鯛釣り」: 2010年代、原小学校での敬老会での舞。

恵比寿天が鯛を釣り、稔りと豊穰を謳歌する舞。

 

神楽「鯛釣り」の動画: 令和4年(2022年)10月、冬木神社のお祭り。 (新)


神楽「岩戸」: 平成21年(2009年)、冬木神社秋祭り。

天の岩戸の前で、天宇受売(うずみ)の命が舞を舞い、手力男(タジカラオオ)の命が天照大神を岩戸の外に連れ出したので、暗黒の世の中が再び明るい世の中になったと言う神話を舞にしたもので、神楽の起源と言われている。

 

神楽「岩戸」の動画: 令和4年(2022年)10月、冬木神社のお祭り。 (新)

 

神楽「岩戸」の一場面の「太鼓隠し」の動画: 令和4年(2022年)10月、冬木神社のお祭り。 (新)

岩戸の中で、暗闇の世の中になった時「太鼓隠し」という泥棒が出てきて宝を盗みだす場面がある。


神楽「荒平」: 平成21年(2009年)、冬木神社秋祭り。

荒ぶる神と大夫が遭遇し、互いに自己を誇張しながら問答をするが、ついに荒平は大夫に説き伏せられる。そして荒神の魔力を象徴する鬼の棒と、正義を象徴する大夫の剣を交換し、荒平はよき神となって天下泰平・五穀豊穣を祈って舞うというめでたい舞である。

この神楽の中で最も豪華勇壮な舞である。

 

神楽「荒平」の動画: 2010年代、冬木神社のお祭り。